1990-06-19 第118回国会 参議院 外務委員会 第8号
ウランは濃縮する、それからプルトニウムを取り出す、これは私ども原子科学者じゃないのでよくわからぬのですが、これをごく簡単に、科技庁の方見えていましたら簡単で結構ですから教えていただけますか。
ウランは濃縮する、それからプルトニウムを取り出す、これは私ども原子科学者じゃないのでよくわからぬのですが、これをごく簡単に、科技庁の方見えていましたら簡単で結構ですから教えていただけますか。
私も最近これをつくづく繰り返して読んでみたんですが、ドイツの有名な科学者ロベルト・ユンクという人の書いた「千の太陽よりも明るく」、副題として「原子科学者の運命」という本です。御承知のようにこれには、アメリカの原爆開発のトップ的な学者であったオッペンハイマーの悲劇というものが、それだけじゃございません、ずっとそれに至るまでのいろんな研究、科学者の状況というものが詳細に書かれておるわけです。
○戸叶武君 そういうふうにだんだん進んできているということでありますが、私の後輩でアメリカ原子科学研究所にも呼ばれ朝日賞もいただいた学究が、やはりイスラエルの大学に呼ばれたりソ連の大学に呼ばれたりフランスの大学に呼ばれたりしている。この科学者のすそ野が広くなっている。ソ連においてもイルクーツクのアカデミーに行ってびっくりしたのは、やはり少数の科学者だけでなくて底辺が非常に広がっている。
原子科学者の数がいまでも一万五千名程度ですか、そういう点等からいいましても、だから政府が一つの方向をきめて、この平和利用——これは武器開発とはオーバーラップした面が非常に多いということでありますが、これを科学技術庁などが中心になって旺盛に粘り強く開発をして、世界のナンバーツーとかスリーとかいうところまでいくことができれば、核兵器は絶対持たないというこの厳然たる政策とあわせて、一方では核エネルギーというものを
原子科学者の数というものも相当数あるわけですから、そういった努力は、これはある程度、首相の金勘定でできることですね。ですから、そういう面に日本がもっと努力をしていくということによって、よほどこの核の脅威というものから日本を遠ざけることができるという、まあ見解を持っております。
わが国の戦略家の多くは孫子の兵法すら読んでいないということを、私は外務委員会で確かめまして驚いたのでありますが、日本の食糧事情、立地条件その他から考えまして、ましてや原子科学のもとにおきまして、日本の防衛の方法自体でも、よほど冷静に広く考えねばならぬ問題があるのでございます。
結局調査のしかたではうやむやになってしまうということで、特に軍用の原子力潜水艦は、平和利用と違って、戦術上の考慮が第一になっておりますから、日本の原子科学者約千七百名は、今日の段階では、海国日本としては原子力潜水艦の出入は好ましくないという回答をしております。日本に来ます回数と外国の港に入る回数とは、日本のほうが非常に多いように聞いておりますが、それがどうなっておるか。
石炭及び石油火力発電の技術と似ておりますから、一般の従業員は、現在の従業員を訓練して御協力願うことができますけれども、幹部になりますと、原子科学について理解のある技術者が相当必要なようにしろうと考えで考えられますが、それらの技術者の奪い合い、または足らないで困るという事態が起こりはしないか、それらの点についても、十分な計画的御準備がありやいなや。
日本の場合は、原子科学も相当発達してきておりますし、原子力産業なども、ことに原子力発電というものの依存度は非常に高まってきますから、日本自身も、研究体制というものを進めていく上において、こういう条約に入ることによって日本の研究、開発を阻害されてはいけないということで、これはこの条約の中で念には念を入れたいと私は思っております。
そのかわりに、もうこれだけの核兵器を持とうという考え方を捨てたわけですから、平和利用については、将来このことによって、原子科学、原子産業、こういうものが阻害されるようなことがあっては困るので、この点は念には念を入れて条約の中に反映さそうではないか、連絡もとろうではないかということで、こういう点が一番の意見の一致した点でございます。
第三点としては、平和利用については、日本のような、原子科学といいますか、原子科学の発展、あるいはまた原子力産業のある程度の発展過程を経ておる国として、この平和利用というものがこの条約に加盟することによって非常な制約を受けたり束縛を受けたりということでは国民は承服できないのだ。これはもう核兵器に関するものであって、平和利用に関係をする問題については条約による制限というものはないものでなくては困る。
平和利用の面については、日本は、世界の中においても原子科学、原子力産業、これが相当発達した国でありますから、この条約を結ぶことによって平和利用の面において制約を受けるということは、これはもう絶対に困る、日本は。そういう点で、昨日フォスター長官と会ったときにも、非常にこれは重点を置いて話をした点でございます。
この原子力の平和利用に対する十分な保障をとっておきたいという、これは日本のような原子科学も相当発達して、原子産業も将来伸ばしていかなければならぬ国として一番重要な点でありますので、これは強く主張をいたしておるわけでございます。これは何らかの形において条約の中に明らかにされる見通しでございます。
また、そういう排気ガスのことを心配する帆足君などはもはや時代おくれである、みずから原子科学の観点に立って外交のことを論ずると言いながら、なんじのごときは時代おくれであるという光栄ある御忠告を官庁の人から受けました。そういうような光栄あるほど自動車排気ガス浄化の設備の発明ができており、特許ができており、これを実施する準備が進んでおるかどうか、これを第二にお尋ねしたいと思います。
しかしながら、一方において平和利用の面については、この条約で何らの束縛を受けないようにしておかないと、日本のような高度に原子科学、原子産業の発展した国としては、将来のわが国の科学の発展、産業の発展を阻害することになるので、そういう見地に立って、この条約が公正な条約になるように努力をしながら成立に協力をしようという態度であります。 野党の方々ともこの問題について話をする機会がありました。
それからまた平和利用については、日本も原子科学あるいは原子力産業が相当発展しておりますから、将来発展していくこういう原子力産業の発展を阻害することがあってはならぬ。原子科学の発展のための研究、原子力産業の発展のための開発、こういうものがこの条約によって阻害をされないだけの十分な保証は取っておきたい。これが日本のいま核拡散防止条約に対する基本的な態度であるわけであります。
ただ、平和利用のための原子科学の進歩への参加の機会を後世のわが国民から奪ってはならぬということであります。(拍手) 政府は、核拡散防止条約の中に、このようなわが方の見解が十分に反映されるよう今後とも努力をいたしまして、公正な条約の実現を希望するものであります。 最後に、南北問題についてさらに一言申し上げて国民各位の御理解を得たいと存じます。
ただ、平和利用のための原子科学の進歩への参加の機会を後世のわが国民から奪うようなことがあってはならないということであります。(拍手) 政府としては、核拡散防止条約の中に、このようなわがほうの見解が十分に反映されるよう、今後とも努力し、公正な条約の実現を希望するものであります。 最後に、南北問題についてさらに一言申し上げて、国民各位の御理解を得たいと存じます。
そしてまた国民も数度のアメリカ原子力潜水艦の入港に対してもうなれてきておる、何ら心配をしていない、大多数の国民が心配をしていないというような御答弁でございましたが、当初この原子力潜水艦入港につきましては国論が非常に沸騰をいたしまして、本院におきましても、湯川秀樹博士をはじめ有力な原子科学者を参考人として、意見を聴取したりなどいたしましたし、また科学技術振興特別委員会では、与野党一致いたしまして決議をしたこともあるのでございます
これは原子科学とロケットの観点からおそらく考えねばならぬ課題でしょう。いわんや朝鮮の例を引きましても、朴政権に三千億円払って——私は朝鮮の平壌で幼年時代育ちまして、父は平壌で産をなしました。朝鮮にはばく大な財産を、しかも個人の財産までも、国際法の従来の慣例を破りまして全部置いてまいりました。その後灰じんに帰したのは南北戦争のためでありまして、われわれは朝鮮にばく大な財産を置いてきました。